子供を虐待してしまう人、しそうになってる人、するかも、という人へ
どーも!turkeyです!
今回は子供を虐待してしまう止められない!たすけて!という方に向けてお話ししたいと思います。
母親の多くは虐待してしまう気持ち少し分かる部分あるんじゃないかなって思います。
頭をぺちん!とたたくことは私もありました。
イライラして子供に当たってしまう事もありますよね・・
イライラの対処法はこちらをご覧くださいね↓
虐待やめたい!子供に怒りをぶつけてしまうのやめたい!
という人は虐待しなくなる考え方を知って欲しいと思います。
何で手をだしてしまうのか、どうすれば止められるのかという予防策を一緒に考えていきましょう。
虐待する心理は・・
なぜ虐待してしまうんだろう?
原因は?
そんなふうに考えたことありましたか?
例えば
- 子供が裸足で外を歩き回って家の中に入ってくる
- 息子がやっと寝たのに姉が騒いで起こす
とか…
この様に、子供達が悪い事をしていて、叱るという時ありますよね。
子供が言うことを聞かないからしつけをする。だんだんヒートアップして怒りに変わる。
このムカつくに変わってきた時が虐待ですよね。
”怒り”と”しつけ”ってすごく似ている所があります。何が違うんですかね?
みなさんも考えてみましょう。
しつけではなく、怒り
しつけは、
『これは危ないよ』
『それはダメだよ』ここまでです。
手が出るというのも最後の最後に取っておきたい手段ですよね。
そもそも怒りに変わってしまうのか?
それは他に理由があります。
さっきの2人の例を挙げると、
『裸足で外を歩いた足で家に入る』→『家が汚れる』から怒る、
『子供をおこす』→『寝かせたいから』怒る、
わけです。
そんなに悪いこと?
危ないことや悪いことをダメだよって”注意”をするこ事は大切です。
でも子供に怒り狂うほどの態度で教えなくていいです。
自分が異常に怒ってしまうには理由があります。
icon-times 部屋を汚してはダメだと思っているから
icon-times 子供を寝かさないとダメだと思っているから
怒り狂うまで行くならばその前に思って欲しい事があります。
部屋汚れてもいいか!
子供起きてもいいか!
ぎゃあぎゃあうるさくてもいいか!
だって子供ってそうだから。
みんな知ってます。子供時代があったから。
まわりの大人がうるせえ!って怒ってくるならその人がおかしいのです。
だって子供ってうるさいもん。
しゃあないやん。
だって赤ちゃんだから。
子供だから。
うるせえ!って言ってくるその人も赤ちゃんの時はしっかり泣いてたはずですよ?
ってなことなんです。
イライラする原因は、
こうしないとダメだって思ってしまう
”親の真面目な性格”なんです。
いちばん大切な事
いいですか?大切な事を書きますよ?
icon-circle-o 大切なのは子供に笑いかけること
icon-times ダメなのは怒り狂って子供にあたること
です。
笑いかけてあげることが最もいい”しつけ”です。
怒りまくるぐらいなら・・
- 部屋は泥だらけでいい!
- 家はゴミ屋敷でいい!
- ふすまは穴だらけでいい!
- 嘘つきでも信じればいい!
- コンビニ弁当でもいい!
真面目すぎる考えが故にイライラして子供にあたってしまう。
怒る理由はそんなにたいしたことでは無いですよね。
まあいいや。
床が汚れるぐらい。
部屋が汚いままでOK。
母親が気楽に過ごす事が大切です。
子供の体は丈夫です。部屋がキレイじゃなくても親がにっこり笑っててくれれば強く育ちますよ。
それでも虐待してしまう時
上の考え方を習得してもまだ虐待してしまう。
アザが出来るまで叩いてしまうのを続けてしまう、こんな精神状態が止まらない・・
ここまできている人はこの方法も選択肢に入れて欲しい。
施設に預ける。
児童養護施設にお願いするんです。
世間体が気になりますか?子供を大切に思うなら検討するべきだと思います。
子供を危険から守るんです。
残念ながら育児が苦手でイライラして子供に怪我をさせたり殴り続けてしまう人もいます。
子供を守ってあげないといけません。
その方法の一つに施設に相談するという選択肢があります。
施設に預ける事も
愛だと思うんです。
虐待してしまう親子関係には施設に入れるというスタイルが一番いい形なのです。
自分ならどうですか?
毎日毎日殴られるとしたら?
それでも施設は可哀そうですか?
どっちが可哀そうですか?
虐待を受け続けることを思えば施設の方が平和に育てられます。
親と一緒に居ることが全てではありません。
子供の心が死んでしまう前に考えて下さい。人間は助け合いが出来る動物なんです。子育てが得意な人にお願いしましょう。
それが子供にとって一番いい環境なんです。
自分が本当に困っている時に誰かにお願いするのは普通です。
世間体は気にしないで下さい。
親子によって幸せの形は違いますし、私はそいうゆう親子がいても全然構わないと思います。子供も親も傷つかない方法がありますよね。
悲惨な状況になる前に
いつか見たニュースでほったらかしにされて餓死してしまった子供たちの事を考えるととても辛いです。
当時うちの子供達と同い年ぐらいだったと思います。
あまりにも衝撃でした。
私が思ったのはせめて施設に預けることを考えてあげて欲しかったと言う事でした。
世間体を気にした母親は閉じ込めて見えない様に見ない様にしてしまい、そんなくだらない見栄のせいで子供達が亡くなったのです。
大惨事になる前に考えてあげてほしいです。世間の批判は気にしないでどこかに頼るという手段を選んでほしかったです。
まとめ
今回は虐待についてお話ししました。
親の変な真面目さがイライラに変わって怒ってしまう。
今まで怒ってる内容って子供はたいしたことしてないな!って思えると凄くイイと思います。
私も長女が生まれたときに神経質になりすぎて怒鳴りまくってました。
まだ2歳なのに。
何言ってるか分からんだろうに。
部屋に閉じ込めて、
『ママ―!』
とぎゃん泣きする子供の声を聞きながら自分も泣きました。
部屋を散らかしているだけの子供に自分は何でこんなに怒り狂ってしまうんだろうと真剣に考えた時に
散らかしたくないだけなんだ、私が!
ってことに気づきました。
そんなことで怒って可哀そうになるなら、
『部屋が汚くても笑顔で見守る方がいいや』
と思ったのです。
うちの子供は小学生になりましたがきちんと片付けが出来ます。
たまに棚をひっくり返して自分で整理しています。(笑)
部屋は汚くても笑顔で育てた方がよかったなと確信しています。
それに、
子供も大切に出来るし自分も大切に出来ます。
虐待なんてしたくないはずです。
イライラするからするんです。
ならばそれを取っ払いましょう。
大丈夫、やめられます。
Comment
だいぶ以前に読んだ、「『虐待』は愛から起こる」という書籍の中身を彷彿とさせる内容に思えました。ここに書かれてあるタイプの親御さんは、(良心が残っているだけ)まだまともの部類の方々なのでは?…と私には思えました。
けれども、これがもし精神疾患系の親御さんだったら、多分にこの限りではないだろうと思います。
我が母も、突如スイッチが入り、いきなり別人になったかのように虐待を始める人でした。
「いってらっしゃーい!」と、母娘2人で元気に父を仕事に送り出し、玄関の扉が閉まったその瞬間からが「ハイッ、ここから虐待スタート!!」…という感じでした。
もちろん、「しつけ」としての範疇などではありません。
「アタシだって『こう』されたんだから、アンタにも同じ目に遭わせないと私の気が済まない!!!」
母はハッキリとこう言っていましたので、当時2才児だった私を(とくに理由もなく)怒鳴りつけて服従させるのが単純に快感だったんだろうな…と感じます。
この状態のことを、「いじめの構造」という書籍のなかでは「(弱者を容れ物にした)投影同一視による『癒し』の行為」と表現していたと記憶しています。
要するに、自分が(過去に)いじめられたから、自分よりもさらに弱い者をいじめて、うっぷんを晴らしているのです。
震災前の毎年夏に、S市主催で「カウンセリング講習会」なるものが開かれていたのですが、そこで(たしか)M教育大学の先生が言っていた言葉だったと思います。
「統合失調症のお子さんを輩出する家庭では、親御さん(とくにお母さん)が『ダブルバインド(二重拘束)』を頻繁に行うことが多い」…と。
(もしかしたら、「ダブルバインド」という言葉は家族療法の分野の専門用語かもしれません…すみません)
ダブルバインドを使うお母さんがいる…ということは、そのお母さん自身もダブルバインドを(上の世代から)使われてきた可能性が非常に高い…ということを意味していると思います。
世代間連鎖を自分の代で止める…という覚悟を持つこと。そして、そのための啓発を行うということ。…ターキーさんのなさっていることは、とても意義のあることだと思います。
私もなにか自分にできることを探してみよう!…といい刺激になりました。